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フリーゲーム「ゆめにっき」って面白いの?魅力を元実況者が語ります!

※2018/02/25:「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」に関する情報などを追記

「ゆめにっき」は2004年に生まれたPRGツクール製のフリーゲームで、ゲーム実況などで火がつき、今なお根強いファンがたくさんいるゲームです。

このゲームに魅了された人間のことを界隈では「ゆめにっかー」と呼ぶことがありますが、僕もその1人です。

今はすべて動画を削除してしまいましたが、かつてゆめにっきを「解説メイン」という形でゲーム実況していたこともあり、このゲームに対する愛は誰にも負けない自信があります。

この記事は、そんな僕が「ゆめにっき」の魅力を語りまくる記事となっています。

やすぴろ
やすぴろ

「ゆめにっき」の新作「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」の感想が見たい方は下の記事を見てください!
「ゆめにっき」の新作「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」の感想!原作の良さを潰したクソゲーです!

ゆめにっきとは~作者「ききやま」さんが生んだ怪作~

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「ゆめにっき」の作者は「ききやま」さんという方で、彼(彼女?)が一人で「ゆめにっき」を生み出しました。

「ゆめにっき」には本来ゲームにあるはずの「説明」や「アクションなどのゲーム性」が全くなく、「怪作」と呼んで差し支えないでしょう。

その独特な世界観への人気は高く、特に「ゲーム実況」で人気に火が付き、話題作となりました。

メディア展開もされており、WEB漫画版やノベル版の「ゆめにっき」、イメージ音楽CD「ゆめにっきのためのワルツ」などが発売されています。

(僕はゆめにっきのイメージを固定化されたくないため、漫画版などは読まないようにしています)。

ゲームの内容~ひたすら夢の世界を歩くだけのゲーム~

ゆめにっきは①アクション、②台詞、③ギミックなどの本来ゲームに必要な要素が全くなく、ひたすら夢の世界を歩くだけのゲーム」です。

簡単にゲームの流れを説明します。

ゲームは主人公(?)の”まどつき”の「現実世界」の部屋からスタートするので、寝ます。ゆめにっきは寝ないと始まらないゲームなのです。

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寝ると「夢の世界」に行きます。夢の世界では、”現実世界では開かなかった”まどつきの部屋の扉が開きます。

中には奇妙な模様とたくさんの扉が。

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それぞれの扉が夢の世界に繋がっているので、怖いところや美しいところなど、思うがままに世界を散歩しましょう。

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たまにですが、キャラに出会うこともあります。

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一応ゲームの目的(らしきもの)はあり、夢の世界にある「エフェクト」を集めることでエンディングを見ることができます。

しかし、これはあくまでゲームの1要素でしかありません。ゲームの醍醐味はあくまで「夢の世界を歩くこと」です。それ以上でも以下でもありません。

ゆめにっきは怖い世界が多いためホラーゲームとしてゲーム実況されることが多いのですが、それは断じて違います。ゆめにっきはホラーゲームではありません。「ゆめにっき」は「夢の世界を歩くゲーム」なのです。

あえてジャンル分けするなら「雰囲気ゲーム」です。

誤解を恐れずはっきり言いますが、特定の趣向の持ち主以外にとってはつまらないゲームです。しかし、ハマる人には抜け出せない魔力があります。

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ゆめにっきの魅力~「説明」がないことによる想像の余地~

ゆめにっきの魅力をいくつかピックアップして語ります。

①ゲームの「説明」がない

ゆめにっきは「ゲームの説明」がほとんどない珍しいゲームです。

ゲームの最中「物語らしい物語」は一切展開されませんし、会話も一切ありません。

でも、だからこそ感じることがたくさんあります。

よくわからないけど悲しい。美しい。怖い。懐かしい。

語られないからこそ感じるものがあるし、感情を「固定化」されないからこそプレイヤーの数だけ様々な感想があるのです。

②様々な考察がある~想像する余地の大切さ~

夢には現実での生活が反映されているはずです。なので、夢の中のちょっとしたギミックやオブジェクトにも何らかの「意図」があるように感じられ、まどつきの人生を想像するヒントになる。

それが「説明」されてしまうと、プレイヤーの「感じ方」も一定の方向に誘導されてしまいます。しかし、「ゆめにっき」には一切「説明」がないからこそ想像の余地があり、それがたくさんの考察を生んだのです。

この面白さは、小説家”ヘミングウェイ”の表現技法「氷山の理論」に似た面白さだと思います。

小説内で直接描かれている内容は「氷山の一角」に過ぎません。その下に「背景」や「想い」が隠されているから想像の余地があり、彼の小説は深いのです。「ゆめにっき」も全く同じで、「想像の余地」がゆめにっきの最大の魅力です。

だから、僕はWEB漫画版「ゆめにっき」などは読まないことをしています。他人の解釈を通じた「ゆめにっき」を見てしまうと、想像する楽しさが減ってしまうからです。

③世界を歩いているだけで楽しい

先ほど説明したので割愛しますが、「ゆめにっき」は歩いているだけで面白いゲームで、それが全てです。

④BGMが素晴らしい

ゆめにっきのBGMはすべて「ききやま」さんが作っています。

僕はゆめにっきの音楽が大好きで、聞きながら寝ることがあるくらいです。アンビエント音楽が好きな人は気に入ると思います。

とはいえ、原曲は不気味で怖い印象を抱く人が多いと思うので、まずはアレンジBGMを聞くことをおすすめします。

Youtubeなどで探せばいろいろ出てきますが、同人CD『24effects』は無料でダウンロードできる上に高クオリティなのでおすすめです。


(僕のおすすめは「日記帳を閉じる日」)

曲のダウンロードは以下のサイトからです。

™ 24EFFECTS ™

他にも様々な魅力がありますが、このくらいにしておきましょう。後は皆さんで感じてください!

派生作品もおすすめ!

ゆめにっきの影響力はすさまじく、いわゆる「ゆめにっき派生作品」と呼ばれる2次創作作品がたくさんあります。

その中でも特にポピュラーな作品を2つ紹介します。

①ゆめ2っき

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最もポピュラーな派生作品です。

ゆめにっきに影響された人たちがつくっているファンゲームで、現在進行形でどんどん世界が増えています。

多くの人の手でつくられているため、世界やイベントが豊富で、とにかく広く、長く遊べることが最大の特徴です。収集要素などもあり、ゲーム性は抜群です。

しかし、悪く言えば「世界観がとっ散らかって」おり、「ゆめにっきでやる必要があるのか?」と感じる世界が多々あることも事実です。

②.flow

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作者は”lol”さん。「.flow」は一人の手で作られたため世界観が統一されており、僕はゆめ2っきより.flowのほうが好みです。

ゲーム性はゆめにっきと同じですが、ゆめにっきよりグロテスクで、血や錆が目立つダークで退廃的な世界観が特徴です。数あるゆめにっき派生作品の中でもトップレベルに怖い雰囲気なので、プレイする人を選ぶかもしれません。

しかし、ドットの美しさ、世界観の良さ、イベントやギミックの多さ、物語性、ゆめにっき本家に対するリスクペクトのどれをとっても最高峰で、僕は全派生作品の中で.flowが1番クオリティが高いと思っています。

ぜひ「ゆめにっき」を実際にプレイしてみてください

「ゆめにっき」のことを好きな人にありがちなのが、「動画」で見たことがあるだけで実際にプレイしたことはないというパターンです。

確かに怖いところもあるし、実際にプレイしてみるとけっこう退屈なので、「動画」で済ませる人が多い理由は分かります。

でも、実況動画の場合「何か起きる」までカットされることが多いので、「ゆめにっき」の最大の醍醐味である「世界を歩く」という感覚を味わえません

分でやってみないとわからない「魅力」が絶対にあると思うので、ぜひ実際にプレイしてみてください!

最後の衝撃の結末(エンディング)に対する感じ方も、自分でプレイするとより深いものになると思います。

ダウンロードは下のサイトの「ダウンロード」からです。

ゆめにっき(ききやま)公式HP

追記:新作「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」について~原作とは別ゲームです~

「ゆめにっき」の新作「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」が話題になっています。

「ききやま」さんが全面監修したということで期待していましたが、結果としては期待を大きく裏切られました。

①アクションホラーゲームになってしまった

②パズル(謎解き)要素がある

③想像の余地がない

④世界を自由に歩けない

など、「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」は原作「ゆめにっき」とは全くの別ゲームです。

全くの別ゲームとして楽しむならいいですが、原作「ゆめにっき」ファンはプレイしない方がいいと思います。

以上、「フリーゲーム「ゆめにっき」って面白いの?魅力を元実況者が語ります!」でした!

それでは、また。