「洋楽ロック初心者におすすめのバンド」を20紹介します!
コンセプトは
①聞きやすさ重視!
⇒結果、古いバンドは少なめで、90年以降のバンドが多くなっています。
②年代順に紹介!
➂色々なジャンルのバンドを紹介!
です。
簡単にバンドの紹介文も書いていますが、文章はおまけです。
YouTubeのリンクを貼っているので、とにかく音楽を聞いて判断してください!
それでは、どうぞ!
目次
- 1 The Beatles(ビートルズ)
- 2 LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)
- 3 Aerosmith(エアロスミス)
- 4 Queen(クイーン)
- 5 Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
- 6 NIRVANA(ニルヴァーナ)
- 7 Green Day(グリーン・デイ)
- 8 Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)
- 9 Oasis(オアシス)
- 10 Radiohead(レディオヘッド)
- 11 Wezzer(ウィーザー)
- 12 Muse(ミューズ)
- 13 Zebrahead(ゼブラヘッド)
- 14 Linkin Park(リンキンパーク)
- 15 Gorillaz(ゴリラズ)
- 16 The Storkes(ストロークス)
- 17 Maroon5(マルーン5)
- 18 Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)
- 19 The 1975
- 20 Paramore(パラモア)
The Beatles(ビートルズ)

活動期間(国):1957-1970(英)
ジャンル:ポップ・ロック
ポップ・ミュージック史上最も重要なバンドです。
ビートルズの登場以前、ポップ・ミュージックはプロの作曲家が曲を作り、プロのミュージシャンが演奏し、プロの歌手が歌うものでした。
音楽教育を受けていないチンピラたちが自分たちで曲を作り、演奏し、歌うというスタイルは、ビートルズが世界に広めたのです。
古いバンドですが、CMなどで聞く機会が多いので、洋楽入門にもぴったりです。
サイケデリックなど様々なジャンルの草分けとなったアルバムがあるので、ビートルズのアルバムを一通り聞けば、多くのジャンルの音楽に触れることができます。
もはや、教科書です。
LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)

活動期間(国):1968-1980(英)
ジャンル:ハードロック、ヘヴィメタル
70年代は、マーシャル・アンプの登場によってデカイ音を出す「ハード・ロック」が流行った時代で、LED ZEPPELINはその代表格です。
ぼくの中で、「古き良き洋楽ハード・ロック=LED ZEPPELIN」というイメージがあります。
重厚なギターリフ、後ろに重心がある重たいリズム、ハイトーン・ボイス。
そして、薬物に酒池肉林といった破天荒なエピソードの数々。
「天国への階段」は洋楽ロック史に残る大名曲なので、絶対に聴きましょう!

Aerosmith(エアロスミス)
活動期間(国):1970-(米)
ジャンル:ハードロック、ヘヴィメタル
70年代のハード・ロックバンドをもう1つ。
LED ZEPPELINが聞きにくかった人は、エアロスミスを聴いてみましょう。
映画「アルマゲドン」の「I Don’t Want to Miss a Thing」は絶対に聞いたことがあると思うので、こちらの方が聞きやすいでしょう。

Queen(クイーン)
活動期間(国):1971-(英)
ジャンル:ハードロック、ロック・オペラ
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の影響で、若い世代にも人気急増中!

唯一無二のロック・オペラを堪能しましょう!
フレディは1991年に亡くなりましたが、一応、現在も活動は続いています。
Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
活動期間(国):1983 -(米)
ジャンル:ラップ・ロック、ファンク・ロック
日本では「レッチリ」でお馴染みです。
「突然Queenから時代が飛んだな!」と感じたかもしれませんが、レッチリのデビューは1983年です。イメージより早い!
ラップやファンクを取り入れたロックをいち早くプレイした、前衛的なバンドだったのです!今ではふつうになりましたけど、当時は「異端児」でした。
映画「デスノート」に「Dani California」「Snow」という曲が使われているので、聞いたことあるかも?

ちなみに、ぼくが世界で1番好きなギタリストは元レッチリの「ジョン・フルシアンテ」です。
NIRVANA(ニルヴァーナ)
活動期間(国):1987 – 1994(米)
ジャンル:グランジロック
カート・コバーンの自殺があまりに有名なバンドです。
Nirvanaの大ヒットを皮切りに、アメリカのインディーシーンで活躍していたバンドが大量にメインストリームに流れ、音楽の潮流をガラっと変えてしまいました。
80年代に流行っていたヘヴィメタルバンドを絶滅に追いやり、グランジ、オルタナティブ(取って代わるもの)と呼ばれるバンドが大量に登場したのです。
「流行りの音楽をガラっと変えた」という点で、Nirvanaは90年代で最も重要なバンドといえるでしょう。

Nirvanaの音楽の特徴は「ヴァース・コーラス・ヴァース」です。
簡単に言うと「めっちゃ暗いメロ⇒激しく叫ぶサビ⇒めっちゃ暗いメロ」のことで、邦楽ロックでもよくある構成なので、意外と聞きやすいです(超暗いけど)。
ちなみに、ぼくはNirvanaがきっかけで洋楽ロックにドハマりしました。
Green Day(グリーン・デイ)
活動期間(国):1987 -(米)
ジャンル:ポップ・パンク

ぼくは92年生まれですが、高校生のとき、1番聞いている人が多い洋楽バンドでした。学祭で演奏したな~。
「ポップ・パンク」は日本でいう「メロコア」なので、超聞きやすいです。洋楽ロック初心者でも1番聞きやすいジャンルかもしれません。
ちなみに、70年代の「パンク」(代表:セックスピストルズ)を「聞きやすいバンド」と紹介している人も多いですが、音が汚すぎて現代人には合わないので、初心者にはおすすめしません。
Rage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)
活動期間(国):1991 – 2000、2007 – 2011(米)
ジャンル:ラップ・ロック、ラップ・メタル
世間に言われる「ラップ・ロック」は「歌+ラップ」というスタイルですが、Rageは一切歌わず、すべてラップです。
ハードロック/ヘヴィ・メタルとラップを完全に融合させたバンドといっていいでしょう。
しかも、彼らが吐き出す言葉はすべて高度な「政治的なメッセージ」です。
Rage Against The Machineのすごさは、ぜひライブ映像で体感してほしい。熱量が異常!!

Oasis(オアシス)
活動期間(国):1991 – 2009(英)
ジャンル:ブリットポップ
アメリカでグランジ、オルタナティブロックが流行っていたころ、イギリスでは「ブリット・ポップ」が流行っていました。
超簡単にいうと、「ビートルズみたいな、イギリスの古き良きポップスをもう1度流行らせようぜ!」というムーブメントです。
懐古・保守的でロックな姿勢じゃないムーブメントですが、そのおかげか、ブロット・ポップのバンドは聴きやすいです。
特に、OasisはCMでもよく流れるので、洋楽初心者に超おすすめのバンドです。

上の曲「Don’t Look Back In Anger」は「国家」と評されるほどの人気曲です。
Radiohead(レディオヘッド)
活動期間(国):1992 – (英)
ジャンル:ポストロック、エレクトロニカ
正直、聞きやすくはないです。でも、日本でも知名度が抜群で、ぼくが世界で1番好きなバンドなので紹介します。
初期Radioheadは、「イギリスからのグランジへの回答」と評価されるバンドで、ブリットポップが流行る本国イギリスでは酷評され、むしろアメリカや日本で売れました。

その後、電子音楽の方向に進み、どんどん実験的な楽曲をリリースしていきます。

1つ目の動画と2つ目の動画の曲では、リリースに10年の差もありません。わずかな期間で、ここまで音楽性を変えたのです。
それで常に世界のトップを走っている、ものすごいバンドです。
Wezzer(ウィーザー)

活動期間(国):1992 – (米)
ジャンル:パワーポップ
Wezzerは「パワーポップ」の代表バンドです。
要は「パワーコード+美メロ」なので、日本人でもとっても聞きやすいです。誤解を恐れず言うと、「歌ものロック」ですね。
アジカンの後藤はWezzerの影響を受けています。
Muse(ミューズ)

活動期間(国):1994 – (英)
ジャンル:ハードロック
「過剰の美学」と評されることがあるように、とてもスケール感が大きい激情系バンドです。
プログレのように複雑、メタルのようにテクニカルでありながら、サビで爆発する日本人好みの展開が多いので、最近の邦楽ロック好きでも一発で「カッコイイ!」と思えるでしょう。
Zebrahead(ゼブラヘッド)

活動期間(国):1996 – (米)
ジャンル:ラップ・ロック、パンクロック
怒られそうですが、簡単に言うと
ウェーーーーーイ
です。
世界レベルのノリノリ・アゲアゲ系バンドです。
オレンジレンジの元ネタみたいなものなので、めっちゃ聞きやすいです。ノリのいいバンドをお探しの方はどうぞ!
Linkin Park(リンキンパーク)

活動期間(国):1996 – (米)
ジャンル:ラウドロック
ラウドロック、ハードコア系のバンドをほとんど紹介していなかったので、代表格をひとつ。高校生のとき、友達がよくカラオケで歌っていました。
ボーカルのチェスターは2017年に自殺。
Gorillaz(ゴリラズ)

活動期間(国):1998 – (英)
ジャンル:ロック、ヒップホップ、エレクトロニカ
世界で1番有名なアニメキャラクターで構成された2次元バンドです。
といっても、音楽性は日本の「アニソン」とは程遠い、ロック、ヒップホップ、エレクトロニカなどをごちゃ混ぜにした面白い音楽です。
仕掛け人は、ブラーのデーモン。ブラーは、ブリット・ポップの代表バンドです。
The Storkes(ストロークス)

活動期間(国):1999 – (米)
ジャンル:ガレージロック
シンプル、イズ、ベスト!!!
昔にタイムスリップしたみたいですが、コレ、00年代の曲です!完璧に計算されたカッコよさですね。
00年代初頭は、「ガレージロック・リバイバル」といって、60年代ガレージロックのようなストレートな音を鳴らすバンドがたくさん登場しました。
The Libertines、The White Stripes、The Hives、Jetなどなど。どれもシンプルで聞きやすいので、初心者にもおすすめです。
ぼくの一押しは、オーストラリアのThe Vines!!

Maroon5(マルーン5)

活動期間(国):2001 – (米)
ジャンル:ポップ・ロック
邦楽ロック界で大流行しているシャレオツ系バンドの元ネタです。いわゆる「ロック×ブラックミュージック」というやつ。
ちなみに、海外では「ブラック」という言葉は差別用語なので、「ブラックミュージック」とは言いません。
洋楽にお洒落を求めている人は聴きましょう。要は、Suchmos(サチモス)です。
Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)

活動期間(国):2002 – (英)
ジャンル:ガレージ・ロック
ぼくは、はじめて洋楽ロックを聴く人にはArctic Monkeysを1番おすすめしています。
アクモンは、邦楽ロックへの影響が大きいですからね。「アクモンのパクリじゃね?」ってバンドたくさんいるし。
ただし、聞きやすいのは2ndまで。3rd以降は、急激にディープで、アダルトな音楽に変貌します。
The 1975

活動期間(国):2002 – (英)
ジャンル:インディーロック
The 1975を紹介した意図は、2010年以降のバンドを紹介しようと思ったから。結成は2002年だけど、2010年代のバンドのイメージです。
10年代はロックがオワコンを迎えた年でした。
いま、海外では(日本でも?)ロックは全く売れず、ヒップホップやEDMが全盛を迎えています。The 1975も、ダンスフロア系のロックですね。
再びロック・リバイバルが起こるときは来るのでしょうか。
Paramore(パラモア)

活動期間(国):2004 – (米)
ジャンル:ポップ・パンク
「女性ボーカルのバンドを紹介していなかったな~」と思い、最後に紹介。
ポップ・パンクの女性ボーカルverなので、とても聞きやすいですよ。
今なら4000万曲聞き放題の音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」が1か月無料!なので、ぜひ試してみましょう!
今回紹介したバンドはほぼすべて聞けますよ~。

それでは、またどこかで。