福島原発から避難した生徒のいじめについて思うこと




久々にニュースを見ていて「胸くそ悪く」なった。

内容は、「福島県から非難した生徒が、転入先の学校でいじめられていた」というもの。

今回は、怒りがこもったお話です。




ニュースの概要

ニュースの内容を簡単に要約する。

東京電力福島第1原発事故で福島から横浜市に自主避難した生徒が、転入先の学校でいじめを受けていた。

いじめの内容は、「(原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と金銭の要求をされる、「ばい菌」と言われるなどだ。

生徒はいじめについて手記を残しており、「同じようにいじめられている子供の励みになれば」という思いで、これを公表した。

手記には、「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」などと書き残されていた。

いじめ?犯罪だろ?

いじめに関する話を聞くと、いつも思う。

「いじめってなんだよ!犯罪だろうが!」、と。

なぜ犯罪者が、「いじめ」という便利な言葉に守られているのか。

僕はただの素人だ。刑法の知識は0だ。

だからこそ、素人の目線からすると、こう思うのだ。

「(原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と言って金銭の要求をするのは、恐喝罪じゃないのか?

殴られたり蹴られたりしていたらしいけど、それって傷害罪じゃないのか?その上お金まで取っていたとなれば強盗罪じゃないのか?

「ばい菌」というのは、侮辱罪じゃないのか?

この生徒は、いじめがきっかけで不登校になっている。そのことで、学ぶ機会が奪われている。人生が大きく変わってしまった。

だけど、いじめっ子たちは何食わぬ顔で「立派な」大人になっていく。

何度も言うけど、難しいことは分からない。学校教育について詳しいわけではないし、刑法に詳しいわけでもない。

でも、僕はいじめの話を聞くといつも「胸くそ悪く」なる。

加害者が100%悪い

いじめの話題になると、「いじめられる側にも問題がある」と主張する人が出てくる。

そういう主張をする人は、要するに、「いじめられる人は、それ相応の欠陥がある」と考えているのだろう。

太っているだとか、場を乱すだとか、ナルシストだとか、運動神経が悪いだとか、生意気だとか、家が貧乏だとか。

でも、「欠陥があること」をいじめをする正当な理由と考えるなら、あなただって「正当な理由で」いじめられる可能性がありますよ?

だって、この世に全く同じ人はいないのだから。絶対に、「差」があるのだから。結果、あなたの「〇〇」を欠点と捉える人は必ず出てきます。誰からも好かれる人は存在しません。

つまり、欠点があることをいじめをする正当な理由と考えてしまうと、全員がいじめの対象になってしまうのです。

そして、いまの学校社会はまさにそういう嘆かわしい状態です。

おそらく、「いじめられる側にも問題がある」と主張する人は、自分がいじめられる可能性について考えが及んでいないのでしょう。

塾講師を5年間やっていたから分かりますが、いまの世の中、誰だっていじめの対象になりますよ?あなたの息子や娘だって、例外ではありません。

第一、嫌なところがあるのなら、相手と距離を置くか(もちろん、「無視」ではない)、対話をして解決すればいい話です。それがあるべき人間の姿です。

いじめという犯罪行為が肯定されるべき場面など、ありえません。

まとめ

いじめは加害者が100%悪い。

いじめを減らすためには、そういう意識を世の中に浸透させなければいけません。

そして、それを妨げている一因が「いじめ」という便利な言葉の存在です。

犯罪行為を「いじめ」という便利な言葉で隠蔽するから、「いじめられる側にも問題がある」なんて馬鹿な主張が出てくるのだ。


おわり。

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