『LA・LA・LAND』(ラ・ラ・ランド)の感想。退屈でつまらない映画でした




 

2017年度アカデミー賞6部門受賞などで話題沸騰中の『LA・LA・LAND』(以下、ララランド)を見てきました。

これから感想を述べていきますが、端的に言ってしまうと「つまらなかった」です。

ただ、つまらなかった理由は「質の悪い映画だから」というより、単純に「合わなかった」だけなのかなと思っています。

なので、「こういう人は合わないと思うから見ない方がいいかもよ?」というスタンスで感想を書いていこうと思います。絶賛レビューだけを見たい人は見ない方がいいでしょう。




こういう人は見ない方がいいかも?

こういう人はララランドを見ない方がいい!という人を挙げていきます。

(予告映像)

①ストーリー重視の人

ララランドの好意的な感想を見ていると「映像が綺麗!」「カメラワークがすごい!」「音楽がよい!」「衣装が素晴らしい!」みたいな感想が多いんですよね。

そこは一切否定しないのですが、「ストーリー」について言及してる人は少なめで、それはストーリーが稚拙でつまらないからだと思うんです。

はっきり言って、ストーリーはめちゃくちゃ退屈です。ジャズや女優として生きていくことを夢見る青年たちが、挫折や恋を通じて歳を重ねていくだけのストーリーです。

メインテーマのひとつに「夢と現実」があると思うのですが、登場人物の「夢に向かうストイックな努力」が何一つ伝わってこなかったんですよね。「夢を見ている」というより「現実から逃げている若者達」にしか映らなかった。

もちろん、描いていないだけで努力している設定なんでしょうが、全然伝わってこなかった。パーティーに行って男漁ってるだけでしょ?っていう。それでいきなり「女優」になるという夢を叶えられても違和感しかない。

恋愛パートもありきたりで稚拙でした。全部どこかで見たことあるような描写だらけ。

ミュージカル映画って、根っこに深いストーリーがあって、それをミュージカルで表現するものだと思っていたんですよ。でも、その根っこにあるストーリーが稚拙だから、ミュージカル部分も胸に響かなかった。

ということで、ストーリーに感情移入しながら映画を見る人には不向きかなと思います。

②ミュージカル映画をふだん見ない人

正直に言うと私はミュージカル映画をほとんど見たことがありません。

ララランドに否定的な意見を言うと、「お前がミュージカル映画の知識がないからだろ」とか「ミュージカル映画の何たるかを分かっていないからだ」って言われるんですよね。

でも、はっきり言ってそんなこと知ったこっちゃないんですよ。

良い音楽を聞けば興味のないジャンルの音楽でも涙が出ることがあるように、「よくわからないけど心が動かされる」ことはたくさんあります。

けど、ララランドにはそれがなかった。ふだんこの手の映画を見ない人の心にも響くような「圧倒される感じ」はほぼありませんでした。

③ミュージカルを期待している人

「ミュージカル映画をふだん見ない人」と矛盾するようですが、ミュージカルを期待している人にも微妙な映画だと思いました。

ミュージカル映画ってもっと歌って踊り倒すものかと思っていたのですが、ミュージカル部分は映画の1割くらいなんですよ。残り9割のストーリーは退屈そのものでしたし。ミュージカル部分は良いと思っただけに、思ったよりミュージカル部分がなくて残念でした。

ララランドの感想を見ていると、「映画を見る前はスキップしていたけど、見終わったらどっと疲れた」というものが多い印象ですが、この理由は、最期の結末の後味が悪いという以上に、思ったより軽快なミュージカルが流れないからだと思うんです。

とういうことで、

①ストーリー重視の人

②ミュージカル映画を見ない人

③ミュージカルを期待している人

はあまり合わないかもなぁ。と感じました。あくまで私の感想ですけどね。

「音楽」や「映像」の美しさに触れたい人や、洋画のお洒落な雰囲気を浴びたい人にはおすすめできる映画だと思います。

良かった点

とはいえ、良い点もたくさんありましたので紹介します。

①音楽が素晴らしい

まず、「音楽」が素晴らしい。映画は微妙だと思った私ですが、サントラは欲しくなりましたもん。

特に、これから「ジャズ」を聞き始めたい人にはおすすめだと思います。

ちなみに、この映画に感化されてジャズを聞きたくなった人はわざわざCDを借りに行かなくても、Amazonの「Prime Music」でたくさんジャズを聞くことができますよ。Prime Musicはジャズの宝庫です。

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②ミュージカル部分は良い

ミュージカルについて評価できるような知識はありませんが、OPの渋滞シーンでのミュージカルなどは素人目線で感動しました。

(これは制作映像かな?)

逆に言うと、これだけ見れればもういいかな。という感じの映画でしたが。

③キャスティングが素晴らしい

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特にエマ・ストーンが演じるミアが良かったと思います。

変な言い方になるかもしれませんが、エマって「絶妙に不幸顔」だと思うんですよ。綺麗だし笑顔が似合うんだけど、どこか闇を抱えている表情をするのが上手。なので、「夢と現実」で揺れる女性を描くにはぴったりなキャスティングだったと思います。

ライアン・ゴズリングの演奏シーンやスーツ姿もかっこいいので、彼のファンは目がハートになってしまうと思います。

『セッション』は面白い

ララランドの監督デイミアン・チャゼルといえば『セッション』で有名な監督ですよね。こちらも見たことありますが、私としてはララランドよりセッションの方が面白かったです。

こちらも音楽に関する映画ですが、主題は「ドラム」です。珍しいですよね。

正直ストーリーはとってつけたような感じで微妙なのですが、 鬼気迫るような演奏シーンなどが見どころで、「音楽なんてよくわからない」って人でも引き込まれる迫力があったと思います。

音楽が本当に好きな人って、みんなキチガイなんですよ。頭のねじが外れている人が多い。そこがララランドより上手く表現できていると思います。みんなキチガイだと思えば、ストーリーがめちゃくちゃなのも納得いきますし。

とういうことで、セッションはララランドが気に入った人でもそうでない人でもおすすめできます。

ちなみに、セッションは動画配信サービス「U-NEXT 」で見ることができます。31日間無料体験できますので、試してみてはいかがでしょうか。

調べてみたところ、U-NEXTで80近いミュージカル映画が見れるようなので、ミュージカル映画が好きな人におすすめの動画配信サービスですね。

まとめ

私には合いませんでしたが、少なくとも「音楽」や「映像」は美しいので、それだけで見る価値はある映画なのかなとは思いました。

でも、2回目見ることは正直ありません。

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以上、「『LA・LA・LAND』(ラ・ラ・ランド)の感想。退屈でつまらない映画でした」でした!

おわり。


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