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実写映画『美女と野獣(2017)』の感想!アニメ版との違いなどを解説!

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2017年4月21日公開のディズニー映画「美女と野獣」(原題:Beauty and the Beast)を見てきました!1991年公開のアニメーション映画「美女と野獣」の実写版という立ち位置の映画になります。

これから感想を述べていくわけですが、端的に言うと「素晴らしい映画」でした。

「素晴らしい」という感想にすべての想いが凝縮しているのですが、一応ブログですので、「アニメ版との違い」「2D・3D、吹き替え・字幕どちらで見るべきか」といった話を交えながら詳しい感想を書いていこうと思います。

ネタバレの有り無しについてはその都度注意書きをするので安心して見てください。

※【更新履歴】「美女と野獣」の4DX上映の感想を求めている人が多いため、4DXの感想を詳しく追記しました!

 

良かった点

※内容のネタバレはありません

まずは良かった点について簡単に書いていきます。

①アニメ版の尊重

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「美女と野獣」と言えば1991年公開のアニメーション映画版の印象が強い人が多いでしょう。

アニメ版が名作であるが故に、「実写版?ストーリーとか変わっていないかな?」と少し不安だったのですが、それは杞憂に終わりました。

まさに理想的な実写版でした。ストーリーの大枠はほぼ同じでしたし、キャラクター性や構図等も概ねアニメと同じです。アニメ版をすでに見ている人にとっては、文字通り「2次元が3次元になった」感動を味わえると思います。

②内容の深堀

しかし、決してアニメ版の完全コピーで終わっているわけではなく、アニメ版の良さを活かした上でさらに進化した作品となっています。

具体的に言うと、心理描写の深堀やエピソードの変更・追加、ミュージカルの追加などがされています(大枠を崩さない範囲で)。

アニメ版との違いについては後に語りますが、どれも物語に感情移入するための素敵な変更点であり、「余計な変更・追加」は一切なかったと思います。

③キャスティングが良い

やはり良かったのは主人公ベル役のエマ・ワトソン。「ハリーポッター」のハーマイオニー役で有名ですね。

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正直に言うと、私はディズニー映画の女性の絵柄があまり好きではなく、アニメ版は「ベルって言うほど美女か?」と思いながら見ていたのですが、実写版のベルは問答無用で美女でした。

エマは凛としたタイプの美女なので、ベルの強気な性格にもぴったりでしたね。

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ベルと同じくらい良かったのが、ガストンを演じたルーク・エヴァンス

これは本当にぴったりな配役でした。絵のガストンがそのまま飛び出してきたかのような適任っぷりで、見ていて何一つ違和感がありませんでした。

④アンティークたちの違和感のなさ

ルミエールやポット夫人などの召使いのアンティークたちが実写版でどのように描かれるのか興味がありましたが、流石はディズニーでした。

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CGがぬるぬる動き、本当にアンティーク達に命が吹き込まれたかのような自然さでした。

特に「美女と野獣」の名シーンの1つである「ひとりぼっちの晩餐会」は必見です。アニメ版の世界観を受け継いだまま、あの素晴らしさを実写で味わうことができます。

後で詳しく書きますが、あのシーンは2Dではなく3Dで見たいですね。

⑤音楽が素晴らしい

「美女と野獣」の素晴らしい点の1つがミュージカルを含む音楽です。

特にミュージカル部分は実写版になることでさらにその迫力が増したと思います。

選曲は基本的にアニメ版を踏襲していますが、アニメ版の作曲も担当したアラン・メンケンがさらに3曲の新曲を書きおろしています。

 

アニメーション版との違い(一部)

※内容のネタバレ有です!

アニメ版の上映時間が1時間24分だったのに対して、実写版は2時間10分となっており、大枠を崩さない範囲でストーリーの変更や追加が行われ、アニメ版より内容が深堀されています。

ストーリーの変更や追加を全て説明するのは野暮なので、特に良かった変更点を3つと、少し気になった変更点を1つだけ紹介します。

①父モーリスが牢屋に閉じ込められた理由

アニメ版ではモーリスが城に「不法侵入」しただけで牢屋に閉じ込められてしまいましたが、実写版では庭の薔薇を盗んだ「泥棒」ということで牢屋に閉じ込められます。

これはより「原作」に忠実に描いた結果であり、原作をリスペクトする姿勢は好印象です。

ディズニー映画の印象が強いですが、「美女と野獣」の原作(題材)は1700年代に描かれています。原作では、野獣は「大切にしていた薔薇」を盗まれたことに怒ってモーリスを牢屋に閉じ込めています。

②母親のエピソードの追加

アニメ版ではベルの母親についてノータッチでしたが、実写版では母親について軽く触れています。

ベルと父の絆を描く、良い追加エピソードだったと思います。ベルが野獣のところへ引き返すことを父に説得する材料にもなっており、ストーリーを違和感なく流す意味でも効果的なエピソードでした。

③アンティークの最後を描く

アニメ版では最後の薔薇の花が散ったとき、ベルと野獣の2人のエピソードしか描いていませんでしたが、実写版ではアンティーク達にもスポットライトが当たっています。

実写版では薔薇の花が散る度にアンティーク達が人間から本物のアンティークに近づくという設定が追加されているため、最期の薔薇が散ったシーンはアニメ版より格段に寂しさが増しています。

個人的に、この描写の追加こそがアニメ版との最大の違いであり、最高の追加描写だったと思います。

④野獣の獣感が薄い

アニメ版との違いで1つだけ違和感があったのは、野獣の獣感の薄さです。

アニメ版は4足歩行をするなど獣らしい描写が多く、自分のことを「怪物だ」と嘆くなど、容姿にコンプレックを抱いている様子が多く描かれていました。それが野獣の卑屈さに根拠を与えていました。

しかし、実写版の野獣は獣感が薄く、「そのままでもめちゃくちゃイケメンじゃない?」と思ってしまいました。実写版は野獣が容姿にコンプレックスを抱いている描写が少なかったかなぁ。と思います。

 

2D、3Dどちらがおすすめか

※内容のネタバレはありません

実写版「美女と野獣」は2Dだけでなく、3D・4DXでも上映されています。

まずは「2Dと3Dどちらで見るべきか」について話します。4DXについては後で詳しく説明します。

2Dと3Dですが、私は2Dで見ました。

しかし、「美女と野獣」を2Dで見るのがおすすめだから2Dで見たというわけでなく、3Dだと酔って映画に集中できないことが多いので2Dで見ただけなんです。つまり、私の体質的な問題で2Dで見ただけ。

むしろ、2Dで見ている最中「これは3Dで見たらすごいだろうなぁ」と2Dで見たことを少し後悔していました。

3Dを意識して作られていると感じる場面が多く、「ここは3Dだったらすごかったんだろうなぁ!」と思いながら2Dを見ていました。特に「ひとりぼっちの晩餐会」のシーンは3Dだと迫力があっただろうと思います。

以上から、「酔いやすい」「絶対に字幕で見たい」などの理由がない限りは3Dで見ることをおすすめします。かなり3Dを意識した映像の作り方になっていると思いました。

 

4DX上映の感想

4DX上映についてですが、私は田舎に住んでいて見ることができないため、実際に体験した人のリアルな感想をいくつか抜粋しようと思います。



 


私がたくさんの感想を見た限り、4DX上映は概ね高評価でした!水しぶきが舞ったりシャボン玉が飛んだり椅子が動いたりとけっこうアクション要素が強そうですね。

ただし、「酔った!」「映像に集中したかった!」という意見もあったので、特に乗り物酔いする人は4DXは止めておいた方がいいかもしれませんね。

あくまで私の意見ですが、私だったら1回目は2Dか3Dで映像に集中して、2回目に4DXを試すと思います。もちろん、アクション要素を楽しみたい人はいきなり4DXもありだと思います!

 

吹き替えと字幕どちらがおすすめか

※内容のネタバレはありません

次に「吹き替えと字幕」ですが、私は吹き替えで見ました。本当は字幕で見たかったのですが、字幕版を公開している映画館は意外と少ないらしく、見ることができませんでした。

泣く泣く吹き替えを見たわけですが、やはり「字幕で見たかった」という思いはぬぐえませんでした。実写版になったことで、どうしても口の動きと出てくる日本語の差異による違和感が大きかったです。

特に、「美女と野獣」はミュージカル部分も大きな魅力の1つなので、やはり原曲で音楽を聞きたかったな。という気持ちがあります。

とはいえ、吹き替えの声に違和感があるということはなかったので、特段こだわりがない人は吹き替えで問題ないと思います。3Dで見たい人は吹き替えで見るしかないですしね。

 

「美女と野獣」のダメなところ

※ちょっとした内容のネタバレがあります

最後に、あえて「美女と野獣」のダメなところを1つだけ書いて終わりにしようと思います。今回の映画にスポットを当てた話ではなく、「美女と野獣」の一般的な話です。

「美女と野獣」のテーマの1つに「人は外見で決まらない」というものがあると思うのですが、結局野獣は最後にイケメンの王子様に戻るんですよね。

正直、これには昔から違和感がありました。アニメ版なんて野獣のときにはキスをしなかったくせに、イケメンに戻った瞬間にキスしますからね。ベルは結局面食いかよ!って悲しくなります。その分、実写版ではイケメンに戻る直前に「愛してる」とキスをするシーンがあるので、アニメ版より2人の愛を描けていた気がします。

そこら辺が、「美女と野獣」がどちらかといえば男性より女性に受ける理由かなと思います。レビューサイトなどでも「野獣のままではダメだったのか?」「最期イケメンになる意味ある?」というモテない男性の悲痛な声が多々あったので。

とはいえ原作がそういうお話なので、ディズニーは何も悪くないんですけどね。

 

まとめ

最後にモテない男の鬱屈した気持ちを書いてしまいましたが、映画は「最高の出来」だったと思います。アニメ版の良さを活かした上で実写の良さを活かした理想の実写映画だったと思います。

特にカップルで見ると幸せになると思いますよ。

ちなみに、「美女と野獣(アニメ版)」「シンデレラ」「ズートピア」「ファイティングドリー」「アナと雪の女王」「アラジン」「ベイマックス」等のディズニー作品(ピクサー含む)は定額制動画サイト「U-NEXT 」で見ることができますよ。

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以上、「実写映画『美女と野獣(2017)』の感想!アニメ版との違いなどを解説!」でした!