2010年~2016年のおすすめ邦楽アルバム(名盤)トップ30!Part.1




今回は2010年~2016年に発売されたおすすめ邦楽アルバムトップ30!を紹介します。

本当はランキング形式にしたかったのですが、どれも素晴らしいアルバムで順位を決めるのが困難だったため、時系列で紹介することにしました。

また、同じアーティストからはアルバムを1枚だけしか選ばないようにしました

さて、今回はPart.1ということで、2010年~2012年のおすすめ邦楽アルバムを10枚紹介します。

それではさっそくどうぞ!




People In The Box『Family Record』(2010)

「アメリカ」「ベルリン」など、世界の国名や都市名が曲のタイトルとなっているアルバム。曲のタイトルからは難解なアルバムを想起してしまうが、実際はPeoole史上1番ポップで聞きやすいアルバム

「ストックホルム」のようにポップでキャッチーな曲から、「旧市街」のようにPeopleお得意の変拍子多用曲まで収録されているアルバムで、はじめて聞くPeopleのアルバムとして非常におすすめ。「JFK空港」は絶対に聞くべし。名曲中の名曲です。

THE BACK HORN『アサイラム』(2010)

「ライブバンド」のイメージが強いTHE BACK HORNだが、このアルバムはとくにライブ向けの作品。非常に肉体的なアプローチの光るアルバムで、ロック色が強い。

「羽衣」「海岸線」などのポストロック風の楽曲が彼らには真新しいアプローチで、アルバムの良いアクセントになっている。が、彼らが今後この方向に進むことはなかった。ちょっと残念。

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9mm Parabellum Bullet『Revolutionary』(2010)

大災害のようにロック界に登場し、市場を荒らしつくしたバンド9mm Parabellum Bulletの最高傑作はこの『Revolutionary』だと思う。10曲30分台のアルバムで、台風のように高速で魂を荒らして過ぎ去っていく。ツインリードでユニゾンしまくり。そういうかっこいい「エレキギターアルバム」を聞きたい人は、このアルバムだ。

最終曲「The Revolutionary」が名曲で、非常に手数が多く激しい曲なのだが、なぜだが聞き終わったあとはどこか静けさが残る。まるで嵐のあとの静けさのよう。

相対性理論『シンクロニシティーン』(2010)

どこかアンビエントな様相を呈し、聞き飽きることがなかった2nd『ハイファイ新書』に対し、3rd『シンクロニシティーン』はロックバンドらしいアプローチの楽曲が多く、とても聞きやすい。

はじめて聞く相対性理論のアルバムとして非常におすすめ。聞きやすい分、飽きがくるのは早いかも?

余談ですが、相対性理論が好きな人は「カラスは真っ白」も聞くといいですよ。相対性理論にファンクを加えたようなバンドです。

andymori『革命』(2011)

和声リバティーンズ」を自称するバンド。残響系バンドを筆頭にどこか気難しい音楽を奏でるバンドが多い時代のなか、シンプルさを追求した偉大なバンド。そんなandymoriのなかでも、このアルバムはとくにシンプル。1分台、2分台の短い曲が多い。極端なイメージで言うと、Aメロ→間奏→Aメロ→終わり!みたいな曲が多く揃っている。

ロックに難しいことは必要ねぇ。ギターをガシャガシャかき鳴らし、魂込めた良い歌を必死に歌えばいいんだよ!そういう素晴らしいアルバムです。

S.L.A.C.K『我時想う愛』(2011)

ヒップホップアーティスト。日本人は「ラップ」と聞くと「やんちゃ」なパーティ系の騒々しい音楽を想像しがちだが、S.L.A.C.Kはもっとアンビエントで力の抜けた脱力系ヒップホップ。S.L.A.C.Kは間の抜けたような滑舌の悪いフローが特徴で、それは一見マイナスポイントのようだが、その「下手くそな感じ」が脱力感が強くどこか憂鬱な楽曲に非常にマッチしている。

たまにはヒップホップを聞きながら心地よく眠るのもいいものですよ。

坂本慎太郎『幻とのつきあい方』(2011)

ゆらゆら帝国「坂本慎太郎」のソロアルバム。ゆらゆら帝国時代のような、脳みそをバターのようにとろけさせるサイケデリックなアルバムではなく、もっとメロウで、どこか幽玄なアルバム。とろけていない正常な脳みそを保ったまま、幻が見えてしまうような感覚。

本人は否定しているが、「幽霊の気分で」とかを聞いていると、全体的にブラックミュージックの影響が強いアルバムだと思う。

ZAZAN BOYS『すとーりーず』(2012)

このアルバムを一言で表現すると、「リズムお化け」。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、すべての楽器が「リズム」を生み出す役目を果たしている。各楽器のリズムの絡みや、休符の使い方が非常に上手。これをよくライブで間違えず演奏できるな、と思う。

ふつうのバンドがいわゆる「サビ」で盛り上げるとすると、このアルバムは「リズムの転換」で盛り上げるアルバム。

group-inou『DAY』(2012)

今年度限りで活動停止を発表したgroup-inou。

日本人には両方馴染みの薄い、エレクトロニカとヒップホップを融合したアーティスト。といっても、難解な音楽ではなく、脳天を直撃するような快感があるので、まずは気負わず聞いてみよう。

怒られるかもしれないけど、Orange orangeの「feat.ソイソース」名義の曲が好きな人におすすめです。

Qomolangma tomato『カジツ』(2012)

マシンガンのように怒りと怠惰な自分への嫌悪感を打ち放つロックバンドQomolangma tomato。このアルバムの「NO TOKYO」を聞けば、彼らがいかに「キレている」かが分かるだろう。いいね。やっぱりロックバンドはキレていないといけないよ。

ただ、このアルバムが素晴らしいところは、むしろ「プレイロット」に代表されるような切なく淡い曲にある。かつて怒りに包まれていた若者がその牙を削ぎ落とされてしまったような独特な詫びがある。名盤だ。

いいバンドだから、みんなもっと聞いてくれ!

今回はここまで!

Part2.3はこちら▼

2010年~2016年のおすすめ邦楽アルバム(名盤)トップ30!Part.2

2010年~2016年のおすすめ邦楽アルバム(名盤)トップ30!Part.2

おわり。

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