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好きなことにまで見返りを求めてしまうのは悪いことだろうか

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こんにちは、やすぴろです。今回はメンタルなお話をひとつ。

しかも、伝えたい内容がまとまっていなければ、最後に言うべき結論も定まっていないようなお話です。

頭のなかですでに完成している想いを伝えるような内容の記事ではなく、複雑にからまった糸をひとつひとつほどいていくような、取りとめのない内容の記事になると思います。

書いているうちに話が変わっていくかもしれませんが、題材は「見返りを求めてしまうことについて」になると思います。

 「好き」だということが「する」ための唯一の理由となりえたころ

飛行船が宇宙船のように見えていた幼いころは、見返りを求めずにただただ「好き」だからという理由でやっていたことがたくさんあった。

例えば、テレビゲーム。夏休みに新しいゲームを買ってもらった日は、何も考えずに黙々と1日10時間だってプレイすることができた。罪悪感はなかったし、時間を無駄にしたとも思わなかった。当時は膨大な時間があったし、まだ先のこともよく見えていなかったからだ。僕は永遠に大人にならないと思っていたし、なりたくもなかった。

 

「見返り」を求める内なる声

しかし、今は膨大な時間を費やしてまでゲームをする気など全く起きない。今もゲームをすることが大好きなはずなのに、だ。

なぜか。頭のなかの悪魔がこう囁くからだ。

 「ゲームに時間を費やして、いったい何になる?」「お金につながるのか?」「お金につながる他の有意義なことに時間を費やせ」 

建設的なアドバイスをしてくれるという意味では、悪魔ではなく天使とでも表現すべきだったかもしれない。漠然とゲームをして過ごすよりも、自己研鑽の1つにでも励んだほうが有意義であることは確かなのだから。しかし、そういった内なる声が少しでも脳裏にこだましてしまうと、「好き」だからという理由で何かをする気にはならないのであって、それは少々寂しいことのようにも感じられる。

そう、「見返り」を求めてしまうのだ。例えば、ゲームをするにしたって、「ゲームをすることでお金儲けができる」だとか「ゲームをすることで自己顕示欲が満たされる」だとか、そういう何かを求めてしまう。無意識的に、頭の中でそういう「付随効果」の有無を計算してしまう。そして、「ゲームは楽しいが、暇つぶし以外の効果は期待できない」という脳内判定が下されると、途端にやる気が起きなくなってしまう。

大人になってから、「好き」「楽しい」以外の付加価値を見いだせないことに対して、やる気が起きないことが多くなったように思う。

 

膨らむ「見返り」への期待

ゲームくらいであればいいが、最近は、すべての行為に対して「見返り」を求めてしまっている自分に気づくことがある。そのとき、自分がとても浅ましい、つまらない人間に感じてしまう。

例えば、バンド活動。僕はこの春からバンド活動をはじめ、最近はとくに精力的に活動している。曲を生み出すのは楽しいし、演奏するのも楽しい。ライブも少しずつお客さんが増えてきていて、傍から見ると、「とても良い趣味」を持っていて、羨ましく映るのかもしれない。

しかし、だ。正直に言うと、僕は最近、バンド活動に対するモチベーションが落ちている。

もちろん、色々な要因はあるのだろうし、一時的な感情なのかもしれないが、「こんなことをやっていて、いったい何になるというんだ」と思ってしまうことがあるのだ。

はっきり言って、北海道の田舎でしこしことバンド活動を続けていたって、せいぜい「地元で有名なバンド」レベルになるのが関の山だ。本格的に音楽をやりたいならば、できれば東京、最低でも札幌で活動しなければ、それがビジネスに発展する可能性は限りなく0だろう(ネットをうまく活用できれば、また違うかもしれませんが)。

もともとバンドは趣味ではじめたので、それでいいはずだ。僕も含めメンバー全員が社会人で構成されたバンドなので、本気で音楽で食べていこうと思っているやつはいない。

だからこそ、「どうせお金にならないのなら、毎週のようにスタジオに入って練習する労力と時間と金が無駄ではないか?」などと考えてしまう自分がこわくなるときがある。ひどく醜い人間に感じることがある。

心の奥底では、バンド活動を通じて得られる「形に残らない何か」には一切価値を見出していないのではないか?「形に残るもの」しか愛せないつまらない人間なのではないか?もっともっとちやほやされなければ、バンド活動をする「意味」など見いだせない人間なのではないか?

バンド活動を例に挙げたが、「見返り」を求めてしまうというのは、他の活動にもあてはまる。

はっきり言うと、このブログだってそうだ。

はじめは「好き」でブログをはじめたはずなのに、少しずつ、「読者がもっと増えてほしい」だとか「もっとアクセス数を伸ばしてやる」だとか、そういう感情が芽生えている。

最後に書くつもりだが、こういう感情を単純な「悪」と言い切ってしまってよいのかというと、そうではないと思う自分もいる。

しかし、少々いびつな感情に感じてしまう自分がいることも確かなのだ。

 

原因

「見返り」を求めてしまう原因はいろいろと考えられるが、根本的な原因は「自由な時間がなくなったこと」と「先が見えはじめたこと」にあると思う。

働かなくても一生遊べるお金と時間があれば、おそらく僕は「好きなことを好きだからという理由」だけで実行し、堪能し尽くすことだろう。子供のころ、何十時間もゲームをしていたように。

しかし、実際は働かなくては生きていけない。僕は、僕の貴重な時間を安売りして、それを日々の生活費に充てなければならないのだ。そして、僕には、悲しいかな、ある程度「先」が見えはじめてしまっている。「死ぬまで僕の大切な時間を預金口座に変える人生」という未来が。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。子供のころのように、なにも考えずに無邪気に遊んでいたい。

だから、だ。だから、「お金にならないこと」をしている時間がとても無駄なものに思えてしまうのだ。罪を感じてしまうのだ。ただ一人でゲームをやるくらいならば、億に一つの可能性でも「お金につながる」ゲーム実況をした方がいいし、ただ日記を書くくらいならば、「お金につながる」可能性のあるブログを書いたほうがいい。もちろん、可能性の話であって、実際にお金を稼げているわけではありませんが。

はっきり言う。僕が社会人になってからブログをはじめ、バンドをはじめたのは、おそらく、たとえ億に一つの可能性であったとしても、それをきっかけに仕事をやめられるお金を稼ぐことができるからかもしれないと考えたからだ。もちろん、ふだんから「お金」のことを考えて活動しているわけではありませんが(そういう域に達するレベルではないからということもありますが)、そういう気持ちが眠っていることは認める。そして、それをひどく醜い感情だと感じるときがあるのです。「お前、ただ「好き」で趣味をはじめたんじゃないのかよ!」、と。

 

見返りを求めることは本当に「悪」か

これまでの文章を読み返して思っていることは、「見返り」を求めることがまるで「絶対悪」であるかのような書きぶりを多くしてしまっており、それは訂正しなければならないということだ。

「見返り」を求めることは、悪いことだろうか?どのような活動であっても、ただ「好き」だからという理由だけで活動するのではなく、「お金を稼ぎたい」「人気者になりたい」などの目的が加わることによって、真剣味が増すということは大いにありえる話だろう。基本的に、「ただの趣味」というレベルの人よりは、お金を稼いでいるプロの連中のほうがその道に精通していることだろう。

それはブログも同じで、結局なんだかんだで収益を上げているような大手ブロガーの書く記事は面白いものが多い(もちろん、例外もあるが)。それはおそらく、彼らが読者を喜ばせる方法を真剣に学んだからだと思う。

そういう意味では、「見返り」を求めることはある種の向上心といえるのかもしれない

そう、「好き」という感情と「見返り」を求める感情は、相反するものではなく、表裏一体だと思うのだ。

例え話だが、絵を描くことが大好きな少年が、「僕の絵をもっと多くの人に評価してもらいたい」と思ったからといって、それは悪いことだろうか?「君は本当は絵を描くことが好きではないのだ」などと断罪できるだろうか。

僕にはできないと思う。

もちろん、「評価される」ことがすべてになってしまうと、それはもう「好き」とは言えないのかもしれませんが。

 

まとめ 

正直、僕はいま非常に戸惑っている。というのも、当初書く予定だった結論と大きく異なる答えにたどり着いてしまったかもしれないからだ。

当初は、「好きでやっているはずのことに対して見返りを求めるのは寂しいことだ。だから、これからはもっと純粋な気持ちで色々な活動をしたい」というような結論を書く予定だった。しかし、いつの間にか、「「好き」という気持ちと「見返り」を求めることは表裏一体であり、悪いことではない」という結論に行きつこうとしている。

これは、邪な気持ちで活動をしている自分を肯定したいという一心から無理矢理たどり着いた偽りの結論なのかもしれないし、そうではなく、しっかりと筋道立ててたどり着いた結論なのかもしれない。

いずれにせよ、答えを出すために書いた記事ではなく、頭のなかのモヤモヤを文字に起こして整理したかっただけなので、いったんこれでよしとしよう。もしかすると、「答えが出ない」というのが正解なのかもしれない。

結論らしい結論には至りませんでしたが、これ以上書いたからといって何かが閃くとも思えないので、中途半端ですみませんが、これで終わりにしようと思います。

みなさまは、いかが思いましたでしょうか?

 

おわり。

 

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